黄金挽肉炒飯殺人事件/
墨晶
「父さん、それって・・」
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男が昼飯前に訪問した顧客と駅の間に唯一存在する建物がこの店だ。
男は楊枝を噛みながら店を出た。駅までの道は一本しかない。顧客廻りを続行する。息が葱臭い。
「あ、課長、報告遅れましたが、午前中のお客様、はい、契約は継続で、ええ、OKです。それと、今日一緒だった新人ですけど、途中でバックレました。ええ、明日はもう出社しないと思いますね。さあ、なんかイヤになったんじゃないですか」
了
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