日傘とパンクロック/
カマキリ
スカートをはいてからおかしくなってしまった
縁側から外宇宙へ向かう道は
あの子の膝にあたまをのせるだけだったのに
まちがいだらけだって言葉に足がすくんだわたしに
日傘が少し傾いた
入り切らない背中の半分が溶けてしまえば
この影はもうちょっとちいさくなってくれるのだろうか
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