蜿蜿縷縷/あらい
は速やかに行われるが、
それにしたって彼方が好きと罵ってしまえば、
私は狼狽し赤面するであろう。
私は其れに対し責任はとれそうにないので、
お友達にも慣れそうにないな、
兄の欠片は少し重いの
其れはタンノウだったか、しっぽだったか、全く
親不知にもほどがあるのだろう私は
牡丹とも穿つ乳首を摘み獲り 霧の箱に冷たく寝かせたとき、
錆びれた紫色が空に昇るのを見た。
なにはなくとも薄墨は遠く滲みそのうち霞んで往くもの。
おぼこの身に感じられるなら、やはり石ころは灰色の虹を背負わせる
ね、同じにはならない陽に点は妬けている、無慙にも、よっていく。
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