音楽は人の形/
朝焼彩茜色
りの源 そのゆかり
何をやっているのか この時間軸のたわみで
讃えたはずの音楽が肉体をすり抜ける 感動が綿になる
真空に包まれた無感情 カーテンの波も時空の海へ帰って逝った
生きているにもかかわらず逝ってしまった
明日もやることがある
あばらにつっかえた 受け止めてもらえない 寂しさは
音楽が人の形になって伝えてくる
癒してくれているつもりらしいが
最愛の形はきっとあばらに居続ける
人間だから
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