音楽は人の形/朝焼彩茜色
 


 音楽をどのように例えようか
 この素晴らしいものを
 讃えよう

  唯一である自分を自分で愛そうと思う
  そう思えてしまえるのである 音楽とやらは

あばらにつっかえた 受け止めてもらえない 寂しさ
音楽が泣いてくれている 私の為に

気持ちを感情の余韻をしこりを波動を 放出する
カーテンの向こう側に預ける そして届ける 夜空へ 
気持ちや感情やしこり 余韻の囁きは波動に委ねる 黄金の彼方へ
貴方と暮らし始めた時からのカーテン
気という気を汲み取り過ぎてミイラ化している 

風もないのに揺れる 音楽を聴いて感じている伝えてくる
読み取れるこの耳鳴りの
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