まばゆい/
星染
熱狂する人々
風船が飛んで空にあたる
紙吹雪のむこう
遠くの人の目の中をみていた
パレードがはじまるよ 全部捨ててこっちにおいでよ
ここでふたり 立ちすくんでいよう
崩れる時が一番美しいもの
例えばおまえの目の中の光とか
風船が飛んで空にあたる
風船が飛んで空にあたる
閃光が走った
淡い薄暮の報復だ
わたしたちは決心した
目が眩んだときがチャンスだ
ここは夢ではない 夢ではない
麻酔は醒めた！
世界は騒がしいほど寂しいのだ
まばゆいほど虚ろなのだ
戻る
編
削
Point
(2)