好きなピアノ協奏曲/日比津 開
ルの本戦で主役の一人がこの曲を弾く場面があるのに惹
かれて観る気になった。
美しい、きれいという作品ではない。とにかくスリリ
ング。ピアノ、鍵盤楽器というより、打楽器の演奏みた
いで、第3楽章のある部分などまるで宇宙でたくさんの
流れ星がきらめいているように感じる。
数年前に広上淳一指揮、ピアノはユジャ・ワンだった
か、京都市交響楽団の定期演奏会で聴いたのは迫力満点
で忘れられない演奏となった。
5 その他
ラフマニノフだったら2番よりスケールの大きな3番を
聴きたい。同じくラフマニノフのパガニーニの主題による
変奏曲も魅力的だ。
モーツァルトは20番
[次のページ]
戻る 編 削 Point(1)