ペイン・イン・マイハート/秋葉竹
 
先生の一言にさめざめと泣き崩れ
大好きな先生を嫌いたい夜を走りますよ

愛情嫉妬の量を間違えてメラメラ音を立てて
燃える純情ごころも大嫌いっていいますよ

各個の自我が邪魔になるって心の壁は
哀しみと手を繋ぐ覚悟だけしっかり受け入れます


前頭葉のオレンジ色の熱量が
心の隙間に暖かい匂いを浴びせるから
ピンク色の夜間教室の奇しき美しき女よ
たれも邪に勘ぐるなかれ
先生のあの暖かい目が好きでしたよ


好きになって寄り添いたくって
彼女の流れる黒髪を触りたいと思って
さめざめと涙流す青春の甘さに耐えてでも
出逢いを待つ休日の朝は白く寒い牛乳の世界
性さえは
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