真の愛の幻影/viraj
 



大晦日に、一生一緒にいようと誓った。



心を開いた君は、美しかった。



悦楽で、僕たちの周りの空気は真空になった。



罪だろうか。愛に身を任せることは。



神であれ、それを罪とさせるわけにはいかない。



もう一度、人生を歩むとして、ためらわず、もう一度!



ということができるだろうか。



私はそんな風に生きた。



愛をあざ笑うなんて恥ずかしいことだよ!



私を大人の男にしたのは君だよ。 はははっ
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