【 お尻の穴ぼこ 】/豊嶋祐匠
 
  
  
  いつも
  
  いつも
  
  
  お世話になっていながらも
  
  疎遠にしていて、ごめんなさい。
  
  
  貴方が嫌いな訳じゃなく
  
  数十年ぶりに再会した友の様で
  
  気恥ずかしいだけの事なのです。
  
  
  出来る限りの
  
  労わる努力は
  
  絶やさないつもりで居るのです。
  
  
  ただ会えば
  
  余りに私の本音を
  
  吐き出されてしまう様で
  
  
  それが怖くて
  
  背を向けてしまいます。
  
  
  
  
 
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