ミスターKの悲劇は岩より重い/TAT
絵とか小説とか漫画とかお笑いとか
およそ表現と名の付くものは全て好きで
あれも良くてこれも良くて
次から次へと呑み込んで
どんどんどんどんセンスを磨いて
じわじわと沸点が下がってって
いわゆるベテラン
玄人
耳の肥えたリスナー
気付いた頃には批評する側に回っていて
良いものを嗅ぎ分けて
美しい作品
面白いマンガ
笑えるネタに
古今東西精通して
当然の帰結として
今度は自分で手真似事を始めるようになった
それはや
[次のページ]
戻る 編 削 Point(3)