あられ文/なけま、たへるよんう゛くを
 
寒イボの立つ 色ボケです
言ってくれれば すぐにやめます
いつでもお声掛け 待ってます
三百六十五日 お返事楽しみにしてます
毎日お宅の鉢植えに アンプル刺したくてたまらなくてやめます
餡かけの中に融けて 輝いた日を映写機で広めます
町中での姿があまり勇ましいもので こちらが恥ずかしくなります
昼日中から盗み聞き録り溜めます
借りは必ず返してあげます
気付いてさえくれたなら 何も欲しくは惜しくはない
麦藁の風に容赦なく シャボン玉は 巻かれ背かれどこかへ行きます
目の届かぬだけ遠くへ下がります
後には超合金の 約束を残します
針を使っても 罰として殴れるんです
新世紀ま
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