コーヒーショツプ/
zenyama太郎
都会には
コーヒーショツプという
居場所がある
コーヒーのいい香りに包まれて
若い従業員の爽やかな声を聞きながら
まったく知らない大勢のお客の中に埋没して
一人本を読んだり独り言を書いたりしていると
見知らぬ群衆の中の孤独が
解放感となって抽出してくる
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