家族や友達/
水宮うみ
わざわざ詩にするようなもんでもないことを詩にできたらいいなと思う。
新発売のジュースが美味しかったこととか、野良猫をみかけたこととか、
そういうことを、家族や友達に報告するように詩にしたい。
当然僕だって、あっと言わせる言葉や、はっとする文章に憧れている。
だけど、なんだか最近は、
ふーんと言われる詩を書きたい。
他愛もないことを愛おしく思う。
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