瓦礫/◇レキ
 
ゃべることができないだとか
壊しすぎて訳のわからなくなった常識だとか
人と関わるスキルの無さをようやく知った
とても悲しいことだったんだ
僕はどうにもならない穴を持つ
それは途方も無い絶望だ





僕が人として終わっているという自覚からは何も始まらない
ただ人として終わっているという日々があるだけだ

誰も僕を望んでいないという自覚から何かが始まったりする訳じゃない
ただ誰からも望まれていないという日々があるだけだ

人がそう決めたなら、そう決まるのだ…

ある日評価が波のように外からおしよせて僕は薄味になる
常識的な日々が僕を固定しようとする
くそのようにぼけぇと白昼を漂う贅沢さを思い知る

僕は平均台を歩けない
谷底でほうけったように泥んこ遊びを続けよう死骸のように

世界の美しさを失わず行こう
僕は最初から終わっているから…

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