ちょっぴりゼツメツ寸前の詩をめぐる冒険◆詩をへだてるベルリンの壁/田中修子
ですが、私はどうも
■テキストが強い
詩を書く人に分類されるらしいのです。
さいしょ、
「なんじゃ?」
という気分でありました。
テキストが強いとはなんだ? おそらく「書き言葉系」ということで間違いないようです。私にとって、詩とは書き言葉であることは当たり前のことだったのですが、どうも、そうではないらしいことが分かりました。
そう、
■テキストが強い=書き言葉系のみを想定した詩
■ポエトリー・リーディング
■朗読
■即興詩
というジャンルが、「現代詩」のジャンルにあるようです。
以下、この四つを巡る私のこころの冒険を。
□朗読については、「ある人がこ
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