ちょっぴりゼツメツ寸前の詩をめぐる冒険◆詩をへだてるベルリンの壁/田中修子
 
プロローグ



詩っぽいものを書きはじめて二年、あたらしい世界をみつけてわくわくしている人間のおぼえがきです。

とおもって書き上げたら、「ただの身内の交友日記じゃないか」と自分にツッコミをいれてしまいました。いえ、そうなのです。いまや現代詩人は絶滅危惧種(ぜつめつきぐしゅ)になってしまいそうな趣があります。いや、もしかしたら詩人とは昔からそういう存在だったのかもしれません。過去のひとがやたら輝(かがや)いているように見えるだけで、どの時代も息も絶え絶えに「詩を……詩を残そう」というひとがなんとかぜーぜーしながら守り抜いてきた詩なのかもしれません。

今回は、そんな
[次のページ]
戻る   Point(4)