ジャック/腰国改修
ら『絶対』と書きながら
悦びに震えて顎髭の長い口のない男神とキスを
草臥れた気分さどうしたものかなあ?
つまりは俺の隣の女がなるなということだよね
好きならば好きなことを仕事にするな
俺の隣の女が目を見開いて俺を見た
濃霧が音を吸収したからかしれないけど
幾つもの揺れる鐘の音は切ない
俺はやはり気がつくと分かっていた
自分が誰なのかと言うこと
俺の名はジャック誰も知らない
俺は詩人になりたいのなら
善人であることを捨て去って裸のまま
次の女を探してその下腹に
ジャックナイフをあてがってみろ
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