じゃあね!/梅昆布茶
ひとは花のように咲き花のように去る
いつも僕だけがじんわりと残っていて
何処にも行けないサボテンみたいに
突っ立ってたりするわけだが
高校の文化祭のバンドのメンバーに入れなかったぼくは
それからもバンドのメンバーにはなれなかったかもしれないが
ぼくの音楽と詩とイラスト入りの人生が
けっこう好きだったりするわけで
言い訳だらけの僕はとりあえずきみと暮らしている
文句を言いながらも
それでも新年おめでとう
もう喧嘩はしないでおこうね
じゃあね!
戻る 編 削 Point(14)