コンノヤロー。の透明人間/水戸 うしん
月白色の街に降りてみた。
寒色の気持ち。
暖色の気持ち。
両方を持ってきた。
灰色が無い、私。
あってもいいのに、
曖昧。が身を助ける、ことだって有る。
でも無いんです。
月白色を歩けば、足跡がつき
振り返れば
それは、私が歩いてきたアト。
振り返っても
歩いてきた跡があるだけ、
先には難にもない。
先に跡をつける、サキ。
二足歩行。か
四足歩行。
どちらでもいいよ。
おちる無色が消す、透明。
あたたかい。36度。
暖色の想いは
寒色を溶かすのでしょうね。
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