一片の詩/zenyama太郎
 
せっかく生きているんだから
今日も一片の詩を書こう
野の花のように
だれにも見られなくても
生きている証として
一片の詩を書こう
独り言のような日記のような
拙い一片の詩を書こう
書きながら
今日も生きていることを
実感しよう
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