骨の歌/
服部 剛
わたしの骨がぎくしゃくと、鳴る
肯定的な歌
1+1=人間じゃない
不恰好な日々のつまずき、こそ
しんしんと軋み泣く骨の声音(こわね)、こそ
人間の調べ
すけるとんよ
ぎくしゃくと踊りながら立ちあがれ
いずれ
全てを呼び覚ます
あの太鼓が
何処か遠い夜の方から
聴こえくる
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