おかえりなさい/無限上昇のカノン
 
眠気に負けそうになりながら
家族の帰りを待っている
予定の時間はとっくに過ぎ
心配をしながら待つことしかできない
連絡しても
おそらく返事はないだろう
1人で遊び歩いているはずもない

待つことには慣れている
そう思ってきたけれど
本当は待つのは大嫌いなんだ
遅くなる時には連絡だけしてって何度言ったら分かるのか
眠気に負けそうになりながら
家族の帰りを待っている
待つのは大嫌いなはずなのに
買えて来たら飛び切りの笑顔で
「おかえりなさい」って言いたいがために
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