終活/zenyama太郎
 
夢の中で考えた
避けることのできない死であれば
死を迎える心の準備をしなければならない
死が前もってわかっているということは
迎える心の準備をしなさい
ということである
死を迎える準備とは
お金や財産をたくわえたり
お墓をつくったりすることよりも
今ある生活への感謝そしてなにより
祈ること、自分の幸せだけでなく
他人の幸せも祈ること
釈迦やキリストの言葉を理解し
生き方に一歩でも近づくこと
老いも避けられないものである
避けられないものであるならば
迎える心の準備をしなければならない
いつまでも若くあろうとしても
しょせん避けられないものである
病気も同じである
いくら医学が進んでも
病気は避けられないものである
避けられない病気であれば
迎える心の準備をしなければならない
死も老いも病気も
現代でも避けられない大きな苦しみなのである
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