自分が嫌いで/無限上昇のカノン
 
薬で構成された私という存在が
自分でも疎ましいと感じてしまう日々
生きているのが申し訳なく感じて
人生を楽しむことも出来ない
感情はいつもフラットで
ルーチンワークを黙々とこなす

私がお荷物になって天使たちが羽ばたけない
私は自分が許せない
天使たちはいっこうに気にする素振りも見せないけれど
きっと自由を求めてる
薬で構成された私という存在が
天使たちを縛り付ける
それでも それでもドクターは
調子が良さそうだねといつもの薬を処方する



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