おやすみ/星丘涙
 
虫の音が聞こえてくる
身も心もおちつく。

闇におちるように
なにもかも預ける。

夢は覚めてゆく・・・

「気持ちがいい
ひといき入れようか」

「お茶をいれてくれ
おちついた夜だ」

「君は、完璧を求めすぎる
それじゃあ、ゆとりがないだろう」
「だから、結果もついてこない
そんなもんさ」

「そろそろ休もう」

「それとももっと話す?」

「どっちでもいいよ。」

「もう寝てるの?」



おやすみ


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