真の「弧独心」の大切さについて/あおい満月
観性を育てているのである。所謂「自己カウンセリング」である。そうして、この文章の向こう側にいる人たちに届ける気持ちである。この気持ちをなくしてしまうと、単なる自己満足になってしまう。ここがこの私流「自己カウンセリング」の注意すべき点である。また、ただ「聴いてもらいたい」「読んでほしい」だけの願望ばかり抱いていても、先程書いた「エゴイズム」になってしまうから、書き手である私と読み手である他者との間に「独立心」が必要である。けれどそれが強すぎても、弱すぎてもだめである。一番大事なのはバランスなのである。この世の中のすべてに大事なのは「バランス」であり、私はこのバランス感覚が優れている人ほど尊敬する。自慢になってしまうが、私の彼は、このバランス感覚がピカイチである。だから誰からも信頼され、友人が多く、頼りになる「兄貴分」である。
話は戻るが、「弧独心」を持った人の背中というのは美しい。特に男性。私の職場でも結構いるが、真の孤独心を持った人の背中とはセクシーである。色で言うと、淡い紫がかった青だろうか。夏らしく、非常に美しく感じる。
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