ものを「紙」に書くという大切さ/あおい満月
 


書きたいときに、いつでも気軽に手軽に詩やエッセイや書評、短編小説などが書けてしまうのが、このスマートフォンないしアイホンだろう。私も仕事のかたわら、ほんの少しでも(ほとんど昼間だが)時間を見つけてはこのスマートフォンに向かって詩やエッセイを書いている。書いていると、楽しい。一文字入れただけで色々な言葉が出てくる。だから短いものなら、一気に3、4篇は書けてしまう。しかし、最近、この気軽さというか、手軽さにある種の疑問を抱いている。詩などを書いている人なら、きっと詩誌の投稿欄や、賞をめざして書いている人も大勢いるだろう。そのなかには、ノートに書く人や、わたしのようにスマートフォンで書くという人
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