真昼であろうと/
吉岡ペペロ
初夏の存在は風だけになびくわけではない
ひかりや悲しみ
宇宙を幻視する
真昼であろうと大きな時間を見つめている
きみがいま地球で大切なことを
ぼくは散り散りになって守るよ
誰も知らないことだけれど
何千年もかけてそれは風になる
大きな時間できみを守るよ
きみがいま地球で大切なことを
ぼくは散り散りになって守るよ
初夏の存在は風だけになびくわけではない
ひかりや悲しみ
宇宙を幻視する
真昼であろうと大きな時間を見つめている
戻る
編
削
Point
(3)