140文字詩(@jitensya612)/zitensha
 
たとえば記憶は放課後の下手くそな吹奏楽
たとえば記憶は昔よく聞いたJ-POP
たとえば記憶はガソリンスタンドの匂い
たとえば記憶はあったかい紅茶と日差し
たとえば記憶はおばあちゃんの家の匂い

そして少しだけの死の匂い
「思い出」が問う
「ねぇ、私となにが違うの?」
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