下毛剃りと尿管さし/ホカチャン
 
一回目は
茫然自失の状態だったので
どの看護婦だったか
全然記憶にない
しかし二回目の時はしっかり覚えている
下毛剃りは
てきぱきした感じの若いDさんだった
「この間剃ったばかりだから、あんまりないですね」
と言われた時には
彼女の視線を下腹部に強く感じて
恥ずかしかった
剃っている途中で彼女が
「よいしょ!」というかけ声とともに
僕の大事なふにゃふにゃなった棒を
反対側にはねのけた時には
なんでよいしょ!と言うんだろうと思った
尿管さしは
このかわいい人に入れてほしいな
と処女みたいに期待していたとおりの
Sさんだったので
一回目より緊張した
僕は今でもときどきその時の恥ずかしさと痛みと快感が
よみがえってくる
もう一回あったら
癖になるかもしれない

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