コレクター/梅昆布茶
ルの喧騒のなかで読書するような事なのだ人生は
誰かが言ってたっけお産と打算は女の特技だって
確かに思い当たる人もいないではないがそう決めつける勇気もないし
僕たちはちいさな資源で生きて行けるはずの日々を
いつか思い起こさなければならないのかもしれないのだろう
無限におもいをいたすまえに日々のお気に入りのメロディーを
採譜してみたり流れていってしまいそうな風景をスケッチに遺して
そして気に入った変換が見つかるまでキーボードを叩くピアニストなのかもしれない
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