かおるのおと 「時」 2017.01.22/もっぷ
 
聴力を失うのかな兆候は父と似すぎてあしたが怖い


妄想を診る医師だけが妄想じゃないと私を信じてくれた


三年前から始まった嫌がらせもしくは本気に「時」を失う


先生も最初は幻聴だと決めて転じてゆくえは ハラスメントの


神さまはいました嘆きの日日のなか失い失い失った果て


残された「時」穏やかに過ごしたい未(ま)だ願える日に医師に飛び込む


六つ書き歌だとよそで云えなくて独りに寄り添う投稿サイト


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