ポイントについて/水菜
 
ければならないのなら、私は、人生の中で何も手に取ることは出来ないし、そのような強制的なものを私の中に入れようとも思えない。私は、言葉にすることが出来ない、何となく惹かれる、何となく好むと感じるような心の動きを本当に、大事に思っているからこそ、ポイントを入れることが好きです。
もし、ポイントを入れるというこちらの場所のようなものが無かったら、私は、私が、認知したものを言葉にすることを諦めて通り過ぎるでしょう。あまりにも、淡すぎて、言語化する時間が無いとき、あまりにも言葉にすることが出来ない不思議な感覚に陥った時、人は、それを受け入れようとはしない。良かったです。私にはこの作品が良いと思った。少なく
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