生まれたての詩/
シホ.N
暗示を拾いに
街に出る
見えない関係性を
確かめる
あらゆるものの
在りようは
偶然的必然か
必然的偶然か
不本意ながら
隠れた欲求は
すべてが繋がっているように
意味づける
人知れず落ちてる
夢のしるしの
暗示のさきには
異界さえ見え隠れ
この長い夜を
絡めとって
全身全霊で見る
幻像と現存
大丈夫
世界はいまだ美しい
問題ない
自分はいつも生まれたて
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