ビール/
不思議な色の妖精
操り人形のように生きてきて
大人から子供になったような人生で、君を傷付けるなんて思ってもみなかった
姿が見えない
心が見えない
自分の心は丸裸なのに
泣いていることにも気が付かない
君から送られてきたURL
怯えていたら近況でした
男と女なんて知りたくなかったのに
自分の裸を見て舌打ちする
何も出来なかった一日
今日も生き延びた一日
父親のビールをこっそり呑んで
やっと子供になれた気がした
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