とやべ先生/MOJO
 
は、私に
「今度は、先生が相手だ!」
 と言って、私に、組み付いてきた。
「そんな、理不尽な」
 当時の私は、理不尽、という言葉は、知らなかったけれど、そのようなことを思った。
 先生に、組み伏せらた私は、泣いた。悔しくて、涙が止まらなかった。この先生は、間違っている。強く、そう思った。
 以来、私は、授業を、まともに聴かなくなった。中の上程度だった私の成績は、中の下に下がった。私が、先生、というものを、信用しなくなったのは、それからだ。それまでは、授業中の教室で、先生に解答を求められれば、手を上げるような、積極的な子供だったのに。
 資質も、あるだろうが、先生、というも
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