時流〇時刻/ひだかたけし
 
舞う 、 燃え立つ魂郷 、 未だ遥か]

キを取り戻し血流熱く帰途につく
こんな生活がいつまで持つかと
自問自答の疑微かに湧きつつ
中途頃には疼痛も始まり
それでも足取りはあくまで軽く飄々と

この界あの界シトシトシトシト雨の降る
人人人人育ち自立し獲得し
築き衰え病んでは失われ
雨は降って沢鳴り川鳴り海鳴り波砕け散り
未知宇宙の渦に巻き戻され
死ト死ト誕誕 、時ノ流れる。
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