空間的記憶について/天才詩人
文学極道(bungoku.jp)に投稿された澤あづさ氏の『ひふみよ』という作品をブログ上で批評するという約束をしたのですが、分量、内容ともに正面から突っ込んでいくと時間切れになるのは必至なので、今回は2つの個人的なエピソードをさしはさんで、ラフに書いてみようと思います。
http://bungoku.jp/ebbs/log.cgi?file=485;uniqid=20160707_577_8946p#20160707_577_8946p
一つ目。数年前に文豪のガルシア=マルケス氏が逝去しました。そのニュースが入ったとき僕はとある田舎のキャンプ場にいて、近くの街角の雑貨屋兼レストランのよ
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