テクストと批評/天才詩人
 
あんまりこの手のライティングは得意じゃないんですが、文学極道で、「テクスト」という言葉の用法をめぐって議論になったので、「テクスト」という用語、および「批評とは何か」というテーマについてかんたんにまとめてみようと思います。

まず、端的に僕の立場を言うと、この言葉は、いま批評活動を展開するとき、なくてはならない大切なものだと考えています。ところで、この文章 は、敢えてインターネットや本を一切参照せず、完全に僕個人の感覚だけを頼りに書いています。「テクスト」という言葉をどう使うか、これは、突っ込んだ議論をするなら、ポスト構造主義のことを話さないといけないと思うんですが、そこを一気に飛ばして要約す
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