僕とポケモンとGO/木屋 亞万
のだ。
ゲームをプレイするフィールドが、ゲームの中に用意された作りものではなくて、現実の見慣れた街の地図の中に現れる。
爆発的に増えたプレイヤーの一部のマナーの悪さが目立ってしまったり、ゲームを含む新しいものに対して拒絶反応が出る人々の抗議や、危険性の過剰な警告によって、少なからず逆風の中にいるポケモンGO。
ゲームの世界へ没入するのではなく、ゲームの世界が現実に拡張していく、この発想の逆転がもっと評価され、ゲームに限らず虚構のものがどんどん現実世界へ飛び出して来たらいいのになと思っている。
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