日本・世界のノーベル物理学賞受賞者と宇宙論/st
 
2008年の南部陽一郎氏、彼が最も重要な人物で、
預言者ともいわれ、2つの理論により日本どころか世界の宇宙論の親玉的存在
となっています。自身の受賞をはじめ、その理論により多くの関連した受賞
を含めると、もう2つくらいは受賞しても良いほどです。

それは真空の相転移(水から氷)をもたらす自発的対象性の破れと、ひも理論です。
前者の自発的対象性の破れは、多くの理論に影響を与え、ヒッグス場のヒッグス
(2013年)やワインバーグ=サラム理論のワインバーグとサラムの受賞(1979年)と
なります。

次に2015年の梶田隆章氏による、ニュートリノが質量を持つことを示すニュートリノ

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