俳句書いた/山犬切
 
朝顔の顔面を殴る夏の朝

神社にてジンジャエールを飲みにけり

梅干しの種を吐き出す夜一人

茶柱に歓喜している人柱

暇過ぎて短歌作りし授業中

眠れずに睡眠薬を噛み砕き

下駄箱の何処にも下駄は見当たらず

スマホより暗い月見て帰る道

宅間忌にハーランエリスン読みにけり

六月も七八月も五月病
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