ふぁんな夜/
高木 しおへー
朝
多摩川で
モーガンフリーマンがベンチでくつろいでいた
仕立ての良いグレーのスーツにグレーの帽子をかぶり
振り向きながら
彼は言った
心配するな
全てうまくいっている
意味がわからず
立ちつくしていると
彼はニコーっと笑い
川に映った朝日がとてもまぶしくなり
目が覚めた
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