詩/田中修子
 
お小遣いためて雑貨屋さんで思い切って買うお皿

朝顔のつるが伸びていくのを見る小さな庭

葉影の落ちるベンチで汗を拭き取るハンカチ

ぜいたく品のようで人が失ってはいけないもの

でも毎日そればっかだと骨が溶けるの
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