完璧な星空/星丘涙
 
私は来年の初夏の青空の下
この身体を保ち続けているだろうか
貴方と買い物をしたり 食事をしたり 
笑いあったり ふざけあったり

本当は野良猫も 飼い猫も 動物はみな嫌いなのだ
アレルギーだし 面倒だし 汚いから嫌いだ
完璧に理想にフィットしてなければ 心は揺れるものだ
人間も完璧でないから 壊れる この世界も壊れる

だから心揺れる 心配だ 
魂の永遠性は信じられる
でも明日は今日とは違う
また来るはずの春も確かなものではない
長閑な春の景色も 移ろい消えて
また春を歩けるかどうかは誰にもわからない
人生は短い けれど世間体は気になる
思い道理には生きられないの
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