四行詩/
ハァモニィベル
って落ちてゆく音が続いていた
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「音」
ある夜のこと
気づかずに誰かが何かを踏みつけた
ひ弱な批評の眼球が踏まれて拉げた音に
それは,少し―似ていた。
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「最後に」
沈黙と,
否定の中で,完成する一生
それでも やわらかな
小さき草の
*
《2016-5/9〜5/13:私のプチ企画「四行詩を書こう!」に追加集成した作品.》
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