春夜/
星丘涙
はこの時代に 私を 母の胎の中で形作り この世に送り出した
不器用に 愚かな歩みを繰り返し 生き恥をさらして来た・・・
夜花の香りが闇の中を漂う 素肌に銀の糸が絡まり心地よい
これで良かったかもしれない・・・
あとは息を整えながら ゆっくりと歩くだけだ
無駄に罪悪感に縛られることなく
私は 残りの時間を のんびりと自由に生きて行こう
早春の夜 幾つもの春を振り返りながら ふと思った・・・
戻る
編
削
Point
(2)