春夜/星丘涙
 
はこの時代に 私を 母の胎の中で形作り この世に送り出した
 
不器用に 愚かな歩みを繰り返し 生き恥をさらして来た・・・
 
夜花の香りが闇の中を漂う 素肌に銀の糸が絡まり心地よい

これで良かったかもしれない・・・
 
あとは息を整えながら ゆっくりと歩くだけだ 

無駄に罪悪感に縛られることなく

私は 残りの時間を のんびりと自由に生きて行こう
 
早春の夜 幾つもの春を振り返りながら ふと思った・・・ 

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