無をゆく舟 /課題投稿/
ハァモニィベル
自身の森(の)
何故か)その陰(で
洞穴の奥へ とーおく へと
原因にへと (向かって)
罅び割れた底(を)
編み出し発明した幸福(が)
落下する岩の如く
日々、傷つけていく
その 互いの上(を)
真っ暗な夜の乳房へと転がりながら
無量の太陽が課金する朝に(へ)と
*
《 2016年四月十五日, プチきかく参加投稿作品》
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