憧れ/ドクダミ五十号
 
そのやわらき
てをにぎり
あいしていますと
つげるとき

くろうして
そだてたはなの
いちりんの
かべんなんぞに
なみだする

きのうは
いきていたはずの
つめたくなった
なきがらの
ようやくだねと
だきしめる

あらゆるは
すべておのれの
いのそとだ

だからこそだよ

これ


しじんは
ちょっかんで
しぬ
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